バルブ・弁|ゲートバルブ、チャッキバルブ、バタフライバルブ、減圧弁、安全弁など
ここでは、配管に関連する規格のうち、バルブ(弁)に関するJIS規格を英文(英語名)とともにリストアップしています。
配管部品として使用される、ボール弁、グローブ弁、チェック弁、ゲート弁、アングル弁、バタフライ弁等、各種のバルブ・弁の規格があります。
バルブとは、流体を通したり、止めたり、制御したりするために、通路を開閉することができる可動機構をもつ機器の総称です。
バルブは、その用途や種類、形式などを表す修飾語が付くものには、例えば、減圧弁、チャッキ弁(逆止弁)、フート弁などのように、”弁”という言葉が使われます。
バルブ・弁には、流体の種類や性質、特性などに応じた材料が用いられるとともに、さまざまな形式をもつバルブ・弁の種類があります。
主な種類には、一例を挙げると、グローブバルブ(玉形弁)、ゲートバルブ(仕切弁)、チャッキバルブ(チャッキ弁、チェック弁、逆止弁)バタフライバルブ(バタ弁)、ボールバルブ(ボール弁)、ニードルバルブ(ニードル弁)、アングル弁、減圧弁、安全弁、リリーフ弁、定水位弁などのバルブ・弁があります。
■ バルブ・弁 規格|面間寸法・口径・形式、調節弁、鋳鉄弁、減圧弁、水栓等
以下に、バルブ・弁の口径・呼び径、面間寸法や形式、プロセス用調節弁、青銅弁、ねずみ鋳鉄弁、可鍛鋳鉄弁、水栓、玉形弁・仕切弁・アングル弁・逆止弁(チャック弁/チャッキ弁)等の鋼製弁、安全弁、減圧弁、電磁弁など、”バルブ・弁”に関連する規格とその概要をリストアップします。
- JIS B 2001 バルブの呼び径及び口径
- 英文(英語名):
Nominal size and bore of valves
概要:
主として配管に用いるバルブの呼び径及び口径について。
ただし、次のバルブは除く。
(a)圧力逃がし弁
(b)水栓
(c)トラップ、空気弁 及びこれに類するバルブ
(d)油圧用、空気圧用、冷凍装置用など特定分野に用いられるバルブ
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 6708:1995 Pipework components -- Definition and selection of DN (nominal size)
用語の意味、呼び径、口径、口径の寸法許容差、ライニングなどの扱いなど。
この規格で呼び径及び口径を規定するバルブ・弁の呼び圧力は、2K、4.5K、5K、7.5K、10K、16K、20K、30K、40K、63K とする。
ただし、4.5Kと7.5Kは屋外水道用だけに用いる。 - JIS B 2002 バルブの面間寸法
- 英文(英語名):
Face-to-face and end-to-end dimensions of valves
概要:
主として配管に用いるバルブ・弁の面間寸法について。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 5752:1982 Metal valves for use in flanged pipe systems -- Face-to-face and centre-to-face dimensions
・IEC 60534-3-1 Ed. 1.0:2000 (b) Industrial-process control valves - Part 3-1: Dimensions - Face-to-face dimensions for flanged, two-way, globe-type, straight pattern and centre-to-face dimensions for flanged, two-way, globe-type, angle pattern control valves
・IEC 60534-3-2 Ed. 2.0:2001 (b) Industrial-process control valves - Part 3-2: Dimensions - Face-to-face dimensions for rotary control valves except butterfly valves
用語の意味、バルブの用途、バルブの種類、呼び圧力、接続端、呼び径、面間寸法の系列、面間寸法、フランジのガスケット座による面間寸法の調整、寸法許容差など。
この規格で面間寸法を規定するバルブの用途は、一般機械装置に用いる一般機械装置用、船に用いる船用、屋外水道に用いる屋外水道用とする。
また、この規格で面間寸法を規定するバルブの種類は以下とする。
(1)仕切弁
(2)玉形弁(リフト逆止め弁及びねじ締め逆止め弁を含む。)
(3)アングル弁(アングル形リフト逆止め弁及びアングル形ねじ締め逆止め弁を含む。)
(4)スイング逆止め弁(スイングチャッキ弁)
(5)ボール弁
(6)プラグ弁
(7)バタフライ弁(バタフライ逆止め弁を含む。)
(8)調節弁
以下のバルブ・弁の面間寸法表が付表として規定されている。
・付表2-1 一般機械装置用仕切弁の面間寸法
・付表2-2 一般機械装置用玉形弁及び逆止め弁の面間寸法
・付表2-3 一般機械装置用アングル弁の面間寸法
・付表2-4 一般機械装置用ボール弁及びプラグ弁の面間寸法
・付表2-5 一般機械装置用バタフライ弁の面間寸法
・付表2-6 船用仕切弁の面間寸法
・付表2-7 船用玉形弁の面間寸法
・付表2-8 船用アングル弁の面間寸法
・付表2-9 船用スイング逆止め弁の面間寸法
・付表2-10 船用バタフライ弁の面間寸法
・付表2-11 屋外水道用バルブの面間寸法
・付表2-12 調節弁の面間寸法
・(参考) ダイヤフラム弁の面間寸法 - JIS B 2003 バルブの検査通則
- 英文(英語名):
General rules for inspection of valves
概要:
JIS B 部門(機械部門)に規定するバルブの検査通則について。
なお、その他の呼び圧力63K以下の一般用のバルブ・弁に適用してもよい。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 5208:1993 Industrial valves -- Pressure testing of valves
用語の定義、構造検査、寸法検査、外観検査、材料検査、圧力検査、その他の検査(非破壊検査、蒸気検査など)など。 - JIS B 2004 バルブの表示通則
- 英文(英語名):
General rules for marking on valves
概要:
JIS B 部門(機械部門)に規定するバルブの表示通則について。
なお、この規格は他の部門のバルブ・弁にも適用することが望ましい。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 5209:1977 General purpose industrial valves -- Marking
・IEC 60534-5 Ed. 2.0:2004 (b) Industrial-process control valves - Part 5: Marking
用語の定義、表示(一般事項、表示項目、表示位置、表示方法)など。 - JIS B 2005-1 工業プロセス用調節弁−第1部:調節弁用語及び一般的必要条件
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 1: Control valve terminology and general considerations
概要:
すべての形式の工業用プロセス用調節弁の用語及び一般的必要条件について。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-1 Ed. 3.0:2005 (b) Industrial-process control valves - Part 1: Control valve terminology and general considerations
製品用語及び定義、機械用語及び定義、設計要求事項、試験要求事項、予測方法など。
製品用語及び定義については、調節弁、ダイヤフラム弁、ゲート弁、グローブ弁、ボール弁、バタフライ弁、プラグ弁、バルブボディ、呼び径(Nominal size)(DN)、呼び圧力(Nominal pressure)(PN)、ボンネット、接続端、フランジ形、フランジレス形、ねじ込み形、溶接形、バルブトリム、バルブシート、シートリング、閉止部品、弁棒、駆動部、駆動部パワーユニット、ヨーク、駆動軸、継手などの用語の定義がある。 - JIS B 2005-2-1 工業プロセス用調節弁−第2部:流れの容量−第1節:取付け状態における流れのサイジング式
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 2-1: Flow capacity -- Sizing equations for fluid flow under installed conditions
概要:
調節弁を流れる圧縮性流体及び非圧縮性流体の流れを予測する式について。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-2-1 Ed. 1.0:1998 (b) Industrial-process control valves - Part 2-1: Flow capacity - Sizing equations for fluid flow under installed conditions
定義、取付け、記号、非圧縮性流体に対するサイジング式、圧縮性流体に対するサイジング式、補正係数の決定など。
非圧縮性流体の式は、非圧縮性ニュートン流体についての基本的な水力学の式に基づいている。
これらの式は、非ニュートン流体、混合流体、スラリー又は固液輸送系については適用しない。 - JIS B 2005-2-3 工業プロセス用調節弁−第2部:流れの容量−第3節:試験手順
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 2-3: Flow capacity -- Test procedures
概要:
工業用プロセス用調節弁に適用し、JIS B 2005-2-1 の諸式に使用する次の変数を決定するための流れの容量の試験手順について。
a)容量係数C
b)継手を接続しない場合の調節弁の液体圧力回復係数Fl
c)継手を接続する倍の調節弁の液体回復係数と配管形状係数との組合せ係数Flp
d)配管形状係数Fp
e)差圧比係数XtとXtp
f)バルブ形状修正係数Fd
g)レイノルズ数係数Fr
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-2-3 Ed. 2.0:1997 (b) Industrial-process control valves - Part 2-3: Flow capacity - Test procedures
定義、記号、試験システム、試験の精度、試験流体、非圧縮性流体に対する試験手順、非圧縮性流体に対するデータの評価手順、圧縮性流体に対する試験手順、圧縮性流体に対するデータの評価手順など。 - JIS B 2005-2-4 工業プロセス用調節弁−第2部:流れの容量−第4節:固有流量特性及びレンジアビリティ
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 2: Flow capacity -- Section Four: Inherent flow characteristics and rangeability
概要:
流れの容量について適用し、代表的な調節弁の固有流量特性及び固有レンジアビリティの表し方について。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-2-4 Ed. 1.0:1989 (b) Industrial-process control valves. Part 2: Flow capacity. Section Four: Inherent flow characteristics and rangeability
用語の定義、代表的な固有流量特性、実際の固有流量特性と製造業の固有流量特性との許容差など。 - JIS B 2005-3-1 工業プロセス用調節弁−第3部:寸法−第1節:フランジ形二方ストレート形グローブ調節弁の面間寸法及びアングル形グローブ調節弁の中心−面間寸法
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 3-1: Dimensions -- Face-to-face dimensions for flanged, two-way, globe-type, straight pattern and centre-to-face dimensions for flanged, two-way, globe-type, angle pattern control valves
概要:
フランジ形二方ストレート形グローブ調節弁及びフランジ形二方アングル形グローブ調節弁の呼び径並びに定格圧力に対応する面間寸法(FTF)及び中心-面間寸法(CTF)について。
なお、適用する呼び径は、フランジ形二方ストレート形グローブ調節弁のDN15〜DN400及びフランジ形二方アングル形グローブ調節弁のDN25〜DN400とする。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-3-1 Ed. 1.0:2000 (b) Industrial-process control valves - Part 3-1: Dimensions - Face-to-face dimensions for flanged, two-way, globe-type, straight pattern and centre-to-face dimensions for flanged, two-way, globe-type, angle pattern control valves
定義、呼び径及び定格圧力、面間寸法及び中心-面間寸法、許容差、フランジ接合面など。
・面間寸法(FTF):ガスケットを締め付けるフランジ面間の距離。
・中心-面間寸法(CTF):接続口の軸線に直交する端面と他の接続口との距離。 - JIS B 2005-3-2 工業プロセス用調節弁−第3部:寸法−第2節:バタフライ弁を除く回転形調節弁の面間寸法
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 3-2: Dimensions -- Face-to-face dimensions for rotary control valves except butterfly valves
概要:
呼び径がDN20からDN400までのフランジレス形及びフランジ形セグメントボール弁並びに偏心形ロータリ弁について。
大平面座フランジについてだけ規定し、溶接式及びねじ込み式の弁にはこの規格を適用しない。
呼び圧力は、PN10、PN16、PN20、PN25、PN40、PN50、PN63、PN100 及び PN100とする。
面間寸法において、以下に示す対応が適用される。
・PN20 は、ANSI のクラス 125 及び 150 に対応する。
・PN50 は、ANSI のクラス 250 及び 300 に対応する。
・PN110 は、ANSI のクラス 600 に対応する。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-3-2 Ed. 2.0:2001 (b) Industrial-process control valves - Part 3-2: Dimensions - Face-to-face dimensions for rotary control valves except butterfly valves
定義、フランジレス調節弁、寸法、許容差など。
フランジレス調節弁とは、接続フランジをもたずに、配管フランジの間に挟んで取り付ける調節弁である。 - JIS B 2005-3-3 工業プロセス用調節弁−第3部:寸法−第3節:突合せ溶接形二方ストレート形グローブ調節弁の面間寸法
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 3-3: Dimensions -- End-to-end dimensions for buttweld, two-way, globe-type, straight pattern control valves
概要:
呼び径がDN15からDN450までの突合せ溶接形二方ストレート形グローブ調節弁の、呼び径及び定格圧力に対応する面間寸法について。
この規格の目的は、突合せ溶接形調節弁の標準化された寸法を提供することによって、使用者の配管設計を助けることにある。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-3-3 Ed. 1.0:1998 (b) Industrial-process control valves - Part 3-3: Dimensions End-to-end dimensions for buttweld, two-way, globe-type, straight pattern control valves
定義、呼び径及び定格圧力、面間寸法、許容差など。 - JIS B 2005-5 工業プロセス用調節弁−第5部:表示
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 5: Marking
概要:
調節弁の必須及び補足表示について。
必須表示項目の中には特殊設計された調節弁では不適切なものがあり、補足表示の中には、特定形式の調節弁にだけ適しているものがある。
受渡当事者間で特に協定がなければこの規格による表示を推奨する。
必須表示は、恒久的に残るような表示方法とする。
必修表示はバルブボディと一体化されたものか、又はバルブボディに確実に固定された銘板(一般的な識別銘板とは異なる。)に表示する。
補足表示の表示位置についても規定しており、通常、補足表示は識別銘板に表示する。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-5 Ed. 2.0:2004 (b) Industrial-process control valves - Part 5: Marking
定義、表示の仕様、表示記号など。 - JIS B 2005-6-1 工業プロセス用調節弁−第6部:調節弁へのポジショナの取付けの詳細−第1節:直線運動駆動部へのポジショナの取付け
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 6: Mounting details for attachment of positioners to control valves -- Section 1: Positioner mounting on linear actuators
概要:
直接又は中間にマウンティングブラケットを用いて、調節弁を直線運動する調節弁駆動部に取り付けられるポジショナの取付けの詳細について。
この規格は、駆動部とポジショナとの間の互換性が要求される場合に適用する。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-6-1 Ed. 1.0:1997 (b) Industrial-process control valves - Part 6: Mounting details for attachment of positioners to control valves - Section 1: Positioner mounting on linear actuators
定義、基本設計方針、フィードバックコネクション、マウンティングプレートの設計、駆動部ヨークの取付けなど。 - JIS B 2005-6-2 工業プロセス用調節弁−第6部:調節弁へのポジショナの取付けの詳細−第2節:回転運動駆動部へのポジショナの取付け
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 6-2: Mounting details for attachment of positioners to control valves -- Positioner mounting on rotary actuators
概要:
直接又はマウンティングブラケットを用いて、調節弁の回転運動部に取り付けるポジショナの取付方法の詳細について。
この規格は、駆動部とポジショナとの間の互換性が要求される場合に適用する。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-6-2 Ed. 1.0:2000 (b) Industrial-process control valves - Part 6-2: Mounting details for attachment of positioners to control valves - Positioner mounting on rotary actuators
定義、ポジショナの取付、フィードバックコネクション、取付用附属品など。 - JIS B 2005-7 工業プロセス用調節弁−第7部:調節弁データシート
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 7: Control valve data sheet
概要:
プロセス系用の大部分の調節弁を調達する場合に、一般的に必要な要求事項の一覧表について。
プロセスの要求事項によっては項目を規定できない場合もある。
このデータシートの様式は、標準化したデータを提示することによって仕様書作成者を支援し、また、データ処理装置使用の際の基準となるように書式化されている。
この規格には、略語が十分理解され、また一貫したデータの記入が常にできるよう詳細な説明を付け加えている。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-7 Ed. 1.0:1989 (b) Industrial-process control valves. Part 7: Control valve data sheet
目的、定義、適用、一般要求事項シート、データシートの作成など。 - JIS B 2005-8-1 工業プロセス用調節弁−第8部:騒音−第1節:調節弁の空気力学的流動騒音の実験室における測定
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Part 8: Noise considerations -- Section One: Laboratory measurement of noise generated by aerodynamic flow through control valves
概要:
圧縮性流体が調節弁及び関連する固定絞りを含む配管系を通過する流れによって発生する空気伝ぱ音圧レベルを実験室において測定するための装置、方法及び手順について。
この規格は、大気に直接放出する調節弁には適用しない。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・EC 60534-8-1 Ed. 2.0:2005 (b) Industrial-process control valves - Part 8-1: Noise considerations - Laboratory measurement of noise generated by aerodynamic flow through control valves
目的、定義、試験システム、試験手順、試験データなど。 - JIS B 2007 工業プロセス用調節弁−試験及び検査
- 英文(英語名):
Industrial-process control valves -- Inspection and routine testing
概要:
呼び圧力63K又はPN100(クラス600)以下の工業プロセス用調節弁(工業プロセスに使用することを目的とし、外部からの信号を受け、操作器によって本体部内の閉止部品の位置を変えることができるバルブ)の試験及び検査について。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・IEC 60534-4 Ed. 3.0:2006 (b) Industrial-process control valves - Part 4: Inspection and routine testing
用語の定義、検査項目、検査材料、圧力検査、性能検査、仕様検査、その他の検査など。 - JIS B 2011 青銅弁
- 英文(英語名):
Bronze, gate, globe, angle, and check valves
概要:
給水・給湯設備・空調設備・機械装置などの配管に用いる青銅弁について。
定義、種類、流体の状態と最高許容圧力との関係、品質、外観、材料、試験、検査、製品の呼び方、表示など。
青銅弁の種類は、呼び圧力、弁の種類、シート及び呼び径の組合せによって、以下の種類がある。
■呼び圧力 5K の青銅弁
・ねじ込み形玉形弁(メタルシート及びソフトシート)
・ソルダー形玉形弁(メタルシート及びソフトシート)
・ねじ込み形仕切弁(メタルシート)
・ソルダー形仕切弁(メタルシート)
■呼び圧力 10K の青銅弁
・ねじ込み形玉形弁(メタルシート及びソフトシート)
・ねじ込み形アングル弁(メタルシート及びソフトシート)
・ソルダー形玉形弁(メタルシート及びソフトシート)
・ねじ込み形仕切弁(メタルシート)
・ソルダー形仕切弁(メタルシート)
・ねじ込み形リフトチャッキ弁(メタルシート及びソフトシート)
・ねじ込み形スイングチャッキ弁(メタルシート及びソフトシート)
・ソルダー形リフトチャッキ弁(メタルシート及びソフトシート)
・ソルダー形スイングチャッキ弁(メタルシート及びソフトシート)
・フランジ形玉形弁(メタルシート及びソフトシート)
・フランジ形アングル弁(メタルシート及びソフトシート)
・フランジ形仕切弁(メタルシート) - JIS B 2031 ねずみ鋳鉄弁
- 英文(英語名):
Gray cast iron valves
概要:
一般の機械装置などに用いるねずみ鋳鉄弁について。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 5996:1984 Cast iron gate valves
用語の定義、種類、流体の状態と最高許容圧力との関係、品質、外観、材料、防せい(防錆)、試験、検査、製品の呼び方、表示など。
ねずみ鋳鉄弁の種類は、呼び圧力、弁の種類及び呼び径の組合せによって、以下の種類がある。
・フランジ形外ねじ仕切弁(呼び圧力:5K)
・フランジ形玉形弁(呼び圧力:10K)
・フランジ形アングル弁(呼び圧力:10K)
・フランジ形内ねじ仕切弁(呼び圧力:10K)
・フランジ形外ねじ仕切弁(呼び圧力:10K)
・フランジ形スイングチャッキ弁(呼び圧力:10K) - JIS B 2032 ウェハー形ゴムシートバタフライ弁
- 英文(英語名):
Wafer type rubber-seated butterfly valves
概要:
機械装置、建築設備、水処理などの一般設備用配管に使用するウェハー形ゴムシートバタフライ弁について。
ただし、船用及び水道用のものには適用しない。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 5752:1982 Metal valves for use in flanged pipe systems -- Face-to-face and centre-to-face dimensions
用語の定義、種類、使用範囲、性能、構造、寸法、材料、検査、表示、出荷など。
ウェハー形ゴムシートバタフライ弁の種類には、その形式により、中心形(弁体外周が弁棒の中心と同一面上にある構造形式)と偏心形(弁体外周が弁棒の中心線を含んだ平面上にはなく、それと平行な平面上にある構造形式)の2種類がある。
また、呼び圧力は10K及び16Kの2種類があり、呼び径は、50、65、80、100、125、150、200、250、300、350、400、450、500 及び 600 の14種類がある。 - JIS B 2051 可鍛鋳鉄10Kねじ込み形弁
- 英文(英語名):
Malleable iron 10 K screwed valves
概要:
一般の機械装置などに用いる可鍛鋳鉄弁について。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 5996:1984 Cast iron gate valves
用語の定義、種類、流体の状態と最高許容圧力との関係、品質、外観、材料、防錆(防せい)、試験、検査、表示など。
可鍛鋳鉄弁の種類は、呼び圧力、弁の種類及び呼び径の組合せによって、以下の種類がある。
・10K ねじ込み形玉形弁(メタルシート)
・10K ねじ込み形玉形弁(ソフトシート)
・10K ねじ込み形仕切弁(メタルシート)
・10K ねじ込み形リフトチャッキ弁(メタルシート)
・10K ねじ込み形リフトチャッキ弁(ソフトシート)
・10K ねじ込み形スイングチャッキ弁(メタルシート)
・10K ねじ込み形スイングチャッキ弁(ソフトシート) - JIS B 2061 給水栓
- 英文(英語名):
Faucets, ball taps and flush valves
概要:
次に示す単水栓、湯水混合水栓、止水栓、ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓(それぞれ電気開閉式のものを含む)について。
a)使用圧力0.75MPa以下の給水・給湯用の単水栓、湯水混合水栓及び止水栓。ただし、太陽熱利用温水器専用の水栓は除く。
b)使用圧力0.75MPa以下の給水用のボールタップ。
b)使用圧力0.75MPa以下の洗浄弁・洗浄水栓。
定義、種類・呼び径及び補助区分、性能、構造・形状・寸法、材料、試験方法、検査、製品の呼び方、表示など。
水栓、ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓の種類には以下がある。
■単水栓:
・横水栓
・立水栓
・横形衛生水栓
・立形衛生水栓
・壁付化学水栓
・台付化学水栓
・横形水飲水栓
・立形水飲水栓
・元止め式専用水栓
■湯水混合水栓:
・壁付サーモスタット湯水混合水栓
・台付サーモスタット湯水混合水栓
・壁付ミキシング湯水混合水栓
・台付ミキシング湯水混合水栓
・壁付シングル湯水混合水栓
・台付シングル湯水混合水栓
・壁付2ハンドル湯水混合水栓
・台付2ハンドル湯水混合水栓
■止水栓:
・アングル形止水栓
・ストレート形止水栓
・腰高止水栓
・Y形止水栓
・分岐止水栓
■ボールタップ:
・横形ロータンク用ボールタップ
・立形ロータンク用ボールタップ
・横形ボールタップ
■洗浄弁・洗浄水栓
・大便器洗浄弁
・小便器洗浄弁
・小便器洗浄水栓 - JIS B 2062 水道用仕切弁
- 英文(英語名):
Sluice valves for water works
概要:
最高使用圧力0.74MPa{7.5kgf/cm2}の水道用仕切弁について。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 7259:1988 Predominantly key-operated cast iron gate valves for underground use
種類、性能、構造・形状・寸法及び許容差、操作機構、外観、材料、塗装、試験、検査、製品の呼び方、表示など。
水道用仕切弁の種類には、以下がある。
・立形(フランジ形、呼び径:50〜100)
・立形(メカニカル形、呼び径:75〜350)
・横形(フランジ形、呼び径:400〜1500) - JIS B 2071 鋼製弁
- 英文(英語名):
Steel valves
概要:
第1章 鋳鋼フランジ形弁:
一般の機械装置、化学装置などに用いる鋳鋼フランジ形弁について。
用語の定義、種類、流体の状態と最高許容圧力との関係、設計、材料、試験・検査、製品の呼び方、表示など。
鋳鋼フランジ形弁の種類は、呼び圧力、弁の種類及び呼び径の組合せによって以下の種類がある。
・10K フランジ形玉形弁
・10K フランジ形アングル弁
・10K フランジ形仕切弁
・10K フランジ形スイングチャッキ弁
・20K フランジ形玉形弁
・20K フランジ形アングル弁
・20K フランジ形仕切弁
・20K フランジ形スイングチャッキ弁
第2章 一般工業用鋼製弁:
一般分野に用いる鋼製弁について。
定義、圧力-温度基準、設計、材料、試験・検査、表示など。
一般工業用鋼製弁の接続端形式は、フランジ形、突合せ溶接形、差込み溶接形及びねじ込み形とする。
ボンネット形式は、ボルテッドボンネット、プレッシャーシールボンネット、溶接ボンネット、スクリューボンネット及びボンネットレスとする。
それぞれのバルブの特徴は以下の通り。
a)仕切弁
・外ねじ式
・内ねじ式
・シングルジスク又はダブルジスク
・ウェッジシート又はパラレルシート
・金属製又は非金属製のシート面
b)玉形弁及びアングル弁
・外ねじ式又は内ねじ式
・弁棒上昇式
・金属製又は非金属製のシート面
c)逆止め弁(チャッキ弁)
・スイング式弁体又はリフト式弁体
・金属製又は非金属製のシート面
第3章 石油及び天然ガス工業用ボルテッドボンネット鋳鋼弁:
石油精製及び関連する分野で要求されるエロージョン、コロージョン又は使用条件から、フルポートの口径寸法及び厚い肉厚を必要とするボルテッドボンネット鋼製便について。
定義、圧力-温度基準、設計、材料、試験・検査、表示、梱包・輸送など。
石油及び天然ガス工業用ボルテッドボンネット鋳鋼弁のそれぞれのバルブの特徴は以下の通り。
a)仕切弁
・ボルテッドボンネット
・外ねじ式
・弁棒上昇式
・非上昇式ハンドル車
・ソリッドジスク、フレキシブルジスク、スプリットジスク又はダブルジスク
・金属製シート面
・フランジ形又は突合せ溶接形
b)玉形弁
・ボルテッドボンネット
・外ねじ式
・弁棒上昇式
・上昇式又は非上昇式ハンドル車
・プラグ、ボール又はフラット座ジスク
・金属製シート面
・フランジ形又は突合せ溶接形
c)逆止め弁(チャッキ弁)
・ボルテッドカバー
・スイング式ジスク
・金属製シート面
・フランジ形又は突合せ溶接形 - JIS B 8210 蒸気用及びガス用ばね安全弁
- 英文(英語名):
Steam boilers and pressure vessels -- Spring loaded safety valves
概要:
円筒コイルばねによる直動式の蒸気用ばね安全弁及びガス用ばね安全弁について。
ただし、以下に示すものは含まない。
(1)液体の圧力を開放するために供するもの。
(2)設定圧力0.1MPa未満及び42.9MPaを超えるもの。
(3)車両用など特殊構造のもの。
(4)圧力調整に用いるアンローダに類するもの。
(5)弁座口の径が15mm未満のもの。
用語の定義、安全弁の区分、性能、構造、形状・寸法、非破壊試験、材料、外観、試験・検査、試験成績表、製品の呼び方、表示など。
・安全弁(safety valve):
バルブの入口側の圧力が上昇してあらかじめ定められた圧力になったとき自動的に作動し、弁体が開き、流体(蒸気又はガス)を排出し、圧力が所定の値に降下すれば、再び弁体が閉じる機能をもつバルブ。
公称吹出し量を排出する能力をもつバルブで、主として蒸気又はガスの発生装置、圧力容器、配管などの安全確保のために使用するバルブ。
・揚程式安全弁(lift safety valve):
安全弁のリフトが弁座口の径の1/40以上1/4未満で、弁体が開いたときの流路面積の中で弁座流量面積(カーテン面積)が最小となる安全弁。
・全量式安全弁(full bore safety valve):
弁座流路面積が弁体と弁座との当たり面より下部におけるノズルののど部の面積より十分おおきなものとなるようなリフトが得られる安全弁。 - JIS B 8245 液化石油ガス容器用弁
- 英文(英語名):
Valves for liquefied petroleum gas cylinder
概要:
48℃における圧力が、1.53MPaを超え、1.82MPa以下の液化石油ガスを充てんする、主として内容積3L以上120未満の液化石油ガスの容器に使用する弁について。
種類、性能、寸法及び構造、外観、材料、試験及び検査、製品の呼び方、表示など。
液化石油ガス容器用弁の種類及び記号には以下がある。
・ガス充てん口ねじ式(安全装置があるもの:S、ないもの:O)
・ガス充てん口カップリング式(安全装置があるもの:SC、ないもの:OC) - JIS B 8246 高圧ガス容器用弁
- 英文(英語名):
Valves for high pressure gas cylinders
概要:
内容積150L未満の高圧ガスの容器に使用する弁について。
ただし、溶解アセチレン容器用弁及び液化石油ガス容器用弁には適用しない。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 407:2004 Small medical gas cylinders -- Pin-index yoke-type valve connections
種類、性能、寸法及び構造、外観、材料、検査、製品の呼び方、表示など。
高圧ガス容器用弁の種類は、充てん口及び安全装置の形式によって区分される。 - JIS B 8401 蒸気トラップ
- 英文(英語名):
Automatic steam traps
概要:
以下に示す作動方式による蒸気トラップについて。
a)メカニカルトラップ:
凝縮水の水位によって作動する。密閉フロート式、開放フロート式(上向きバケット)、開放フロート式(下向きバケット)がある。
b)サーモスタチックトラップ:
凝縮水の温度によて作動する。蒸気圧式、バイメタル式、液体又は固体膨張式がある。
c)サーモダイナミックトラップ:
凝縮水の運動学によて作動する。ディスク式、インパルス式、ラビリンス又はオリフィス式がある。
この規格の対応国際規格は以下となる。
・ISO 6704:1982 Automatic steam traps -- Classification
・ISO 6948:1981 Automatic steam traps -- Production and performance characteristic tests
定義、性能、試験方法、検査、表示など。
蒸気トラップとは、蒸気機器から凝縮水を自動的に排出し、原則として閉弁の間は生蒸気を漏らさない弁装置を内蔵しているものをいう。 - JIS B 8410 水道用減圧弁
- 英文(英語名):
Pressure reducing valves for water works
概要:
主に温水用熱交換器の給水に用いる逆流防止機構を内蔵した給水一次側が最高使用圧力750kPaの水道用減圧弁について。
定義、種類及び記号、性能、構造、形状・寸法、外観、材料、試験方法、検査方法、包装、製品の呼び方、表示など。
水道用減圧弁の種類及び記号は、設定圧力、口径の呼び及び用途によって区分される。 - JIS B 8414 温水機器用逃し弁
- 英文(英語名):
Relief valves for hot water appliances
概要:
最高使用圧力100kPa以下、又は200kPa以下の温水用熱交換器に用いる温水器用逃し弁について。
定義、種類及び記号、性能、構造、形状・寸法、外観、材料、試験方法、検査方法、包装、製品の呼び方、表示、取扱上の注意事項など。
温水機器用逃し弁の種類及び記号は、吹き始め圧力、口径の呼びによって区分される。 - JIS B 8471 水用電磁弁
- 英文(英語名):
Water pipe line -- Solenoid valves
概要:
工業用水を流す管路に使用し、開閉機能をもつ、次の仕様の電磁弁について。
a)作動圧力差範囲:0〜1.0MPaの範囲の間にあるものとする。
b)最高許容圧力:最高許容圧力は、1.0MPaとする。
c)周囲温度:周囲温度は、5〜40℃とする。
d)水の温度:水の温度は、50℃以下又は90℃以下の2種類とする。
e)口径の呼び:口径の呼びは、50A以下とする。
f)電気絶縁部の耐熱クラス:電気絶縁部の耐熱クラスは、表4に示す通りとする。
定義、種類、性能、構造、外観、材料、試験方法、検査方法、包装、製品の呼び方、表示など。
水用電磁弁の種類には、作動方式の違いにより、直動式とパイロット作動式とがある。 - JIS B 8472 蒸気用電磁弁
- 英文(英語名):
Steam pipe line -- Solenoid valves
概要:
蒸気を流す管路に使用し、開閉機能をもつ次の使用条件の電磁弁について。
(1)作動圧力範囲:作動圧力範囲は、0〜1.0MPaの範囲の間にあるものとする。
(2)最高使用圧力:最高使用圧力は、0.5MPa及び1.0MPaの2種類とする。
(3)周囲温度:周囲温度は、5〜50℃とする。
(4)蒸気の最高使用温度:蒸気の最高使用温度は、0.5MPaのときは159℃及び1.0MPaのときは184℃の2種類とする。
用語の定義、種類、性能、構造、外観、材料、試験方法、検査方法、包装、製品の呼び方、表示など。
蒸気用電磁弁の種類には、作動方式の違いにより、直動式とパイロット作動式とがある。 - JIS B 8473 燃料油用電磁弁
- 英文(英語名):
Fuel oil pipe line -- Solenoid valves
概要:
燃料油を流す管路に使用し、開閉機能をもつ、次の仕様の電磁弁について。
a)作動圧力差:0〜2.5MPaの範囲の間にあるもの。
b)最高許容圧力:0.05〜2.5MPaの範囲の間にあるもの。
c)周囲温度:周囲温度は、−20〜+60℃。
d)燃料油の温度及び動粘度:表1に示す範囲。
定義、種類、性能、構造、外観、材料、試験方法、検査方法、包装、製品の呼び方、表示など。
燃料油用電磁弁の種類には、作動方式の違いにより、直動式とパイロット作動式とがある。 - JIS B 8605 冷媒用止め弁
- 英文(英語名):
Stop valves for refrigerants
概要:
冷媒用止め弁について。
止め弁一般(主要部の名称、種類、形名の構成、性能、材料、構造一般、寸法、外観、止め弁の呼び方、表示)、止め弁の試験方法及び検査方法(附属書1)、グランド式止め弁(附属書2)、ベローズ式及びダイアフラム式止め弁(附属書3)など。
冷媒用止め弁の形式には、弁棒と弁箱との間のシールの方法により、以下の種類と記号がある。
・グランド式(記号:P):グランドパッキン、Oリングなどでシールを行うもの。
・ベローズ式(記号:B):ベローズでシールを行うもの。
・ダイアフラム式(記号:D):ダイアフラムでシールを行うもの。
※上記のJISは、JISハンドブック『配管』における配管関連規格のうち、”バルブ”に分類されるJIS規格です。
■ その他のバルブ・弁に関連するJIS規格
バルブ・弁に関連するJIS規格としては、上述のほかに以下の規格などがあります。
- JIS B 0100 バルブ用語
- JIS B 0109-3 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第3部:弁,カム及び駆動装置
- JIS B 8225 安全弁−吹出し係数測定方法
- JIS B 8244 溶解アセチレン容器用弁
- JIS B 8355 油圧用サブプレート取付形4ポート電磁切換弁
- JIS B 8357 油圧用圧力補償付流量調整弁−取付面及び取付寸法
- JIS B 8372-1 空気圧−空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁−第1部:供給者の文書に表示する主要特性及び製品表示要求事項
- JIS B 8372-2 空気圧−空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁−第2部:供給者の文書に表示する主要特性の試験方法
- JIS B 8373 空気圧用2ポート電磁弁
- JIS B 8374 空気圧用3ポート電磁弁
- JIS B 8375-1 空気圧用5ポート方向制御弁−第1部:電気コネクタなしインタフェース取付面
- JIS B 8375-2 空気圧用5ポート方向制御弁−第2部:電気コネクタ付きインタフェース取付面
- JIS B 8375-3 空気圧用5ポート方向制御弁−第3部:弁機能伝達用コード体系
- JIS B 8376 空気圧用速度制御弁
- JIS B 8380 空気圧用制御弁及び他機器のポート及び制御機構の識別
- JIS B 8386 油圧−バルブ−差圧及び流量特性の測定方法
- JIS B 8387 油圧−4ポート形モジュラスタック形弁及び4ポート形方向制御弁−サイズ02, 03及び05−締付寸法
- JIS B 8400-1 空気圧−5ポート方向制御弁(サイズ18mm及び26mm)−第1部:電気コネクタなしインタフェース取付面
- JIS B 8619 冷媒用温度自動膨張弁−性能試験方法
- JIS B 8651 比例電磁式リリーフ弁試験方法
- JIS B 8652 比例電磁式減圧弁及び比例電磁式リリーフ減圧弁試験方法
- JIS B 8653 比例電磁式絞り弁試験方法
- JIS B 8654 比例電磁式シリーズ形流量調整弁試験方法
- JIS B 8655 比例電磁式シリーズ形方向流量調整弁試験方法
- JIS B 8656 比例電磁式バイパス形流量調整弁試験方法
- JIS B 8657 比例電磁式バイパス形方向流量調整弁試験方法
- JIS B 8659-1 油圧―電気操作形油圧制御弁―第1部:4方向流量制御弁試験方法
- JIS B 8659-2 油圧−電気操作形油圧制御弁−第2部:3方向流量制御弁試験方法
- JIS B 8660 油圧−制御弁(流れ・圧力)−試験方法
- JIS B 8664 油圧−圧力制御弁(リリーフ弁除く),シーケンス弁,アンロード弁,絞り弁及びチェック弁−取付面
- JIS B 8665 油圧−バルブ取付面及びカートリッジ形弁取付穴形状の識別コード
- JIS B 8666 油圧−リリ−フ弁−取付面
- JIS B 8668 油圧−2ポート形スリップイン式カートリッジ弁−取付面及び取付穴寸法
- JIS B 8669 油圧−バルブのポート、サブプレート、マニホールドブロック及びソレノイドの識別記号
- JIS B 9121 噴霧機用コック
- JIS C 9730-2-17 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置−第2-17部:ガスバルブの個別要求事項
- JIS C 9730-2-19 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置−第2-19部:オイルバルブの個別要求事項
- JIS C 9730-2-8 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置−第2-8部:電動式ウォーターバルブの個別要求事項
- JIS D 4207 自動車用タイヤバルブ
- JIS D 4211 自動車用タイヤバルブコア
- JIS D 9422 自転車用タイヤバルブ
- JIS E 4115 鉄道車両用電磁弁
- JIS E 7701 高圧ガスタンク車タンク用安全弁
- JIS F 0504 機関部逃し弁の装備及び設定圧力
- JIS F 1032-1 舟艇−海水コック及び船体貫通金物 第1部:金属製
- JIS F 1032-2 舟艇−海水コック及び船体貫通金物−第2部:非金属製
- JIS F 3056 船用フート弁
- JIS F 3057 青銅立形ストーム弁
- JIS F 3058 鋳鋼立形ストーム弁
- JIS F 3059 青銅ねじ締め立形ストーム弁
- JIS F 3060 鋳鋼ねじ締め立形ストーム弁
- JIS F 5609 船用ボイラ鍛鋼20Kコック付反射式水面計
- JIS F 5610 船用ボイラ鍛鋼20K弁付反射式水面計
- JIS F 5611 船用ボイラ鍛鋼63K弁付透視式水面計
- JIS F 7211 船用5K弁付筒形ガラス液面計
- JIS F 7212 船用自動閉鎖弁付筒形ガラス液面計
- JIS F 7213 船用16K弁付水面計
- JIS F 7216 船用油面計自動閉鎖弁
- JIS F 7300 船用弁及びコック使用基準
- JIS F 7301 船用青銅5K玉形弁
- JIS F 7302 船用青銅5Kアングル弁
- JIS F 7303 船用青銅16K玉形弁
- JIS F 7304 船用青銅16Kアングル弁
- JIS F 7305 船用鋳鉄5K玉形弁
- JIS F 7306 船用鋳鉄5Kアングル弁
- JIS F 7307 船用鋳鉄10K玉形弁
- JIS F 7308 船用鋳鉄10Kアングル弁
- JIS F 7309 船用鋳鉄16K玉形弁
- JIS F 7310 船用鋳鉄16Kアングル弁
- JIS F 7311 船用鋳鋼5K玉形弁
- JIS F 7312 船用鋳鋼5Kアングル弁
- JIS F 7313 船用鋳鋼20K玉形弁
- JIS F 7314 船用鋳鋼20Kアングル弁
- JIS F 7315 船用鋳鋼30K玉形弁
- JIS F 7316 船用鋳鋼30Kアングル弁
- JIS F 7317 船用鋳鋼40K玉形弁
- JIS F 7318 船用鋳鋼40Kアングル弁
- JIS F 7319 船用鋳鋼10K玉形弁
- JIS F 7320 船用鋳鋼10Kアングル弁
- JIS F 7329 船用鍛鋼40K玉形弁
- JIS F 7330 船用鍛鋼40Kアングル弁
- JIS F 7333 船用鋳鉄ホース弁
- JIS F 7334 船用青銅ホース弁
- JIS F 7336 船用鍛鋼空気玉形弁
- JIS F 7337 船用鍛鋼空気アングル弁
- JIS F 7340 船用鋳鋼空気玉形弁
- JIS F 7341 船用鍛鋼100K圧力計弁
- JIS F 7343 船用青銅20K圧力計コック
- JIS F 7346 船用青銅5Kユニオンボンネット形玉形弁
- JIS F 7347 船用青銅5Kユニオンボンネット形アングル弁
- JIS F 7348 船用青銅16Kユニオンボンネット形玉形弁
- JIS F 7349 船用青銅16Kユニオンボンネット形アングル弁
- JIS F 7350 船体付鋳鋼アングル弁
- JIS F 7351 船用青銅5Kねじ締め逆止め玉形弁
- JIS F 7352 船用青銅5Kねじ締め逆止めアングル弁
- JIS F 7353 船用鋳鉄5Kねじ締め逆止め玉形弁
- JIS F 7354 船用鋳鉄5Kねじ締め逆止めアングル弁
- JIS F 7356 船用青銅5Kリフト逆止め弁
- JIS F 7358 船用鋳鉄5Kリフト逆止め玉形弁
- JIS F 7359 船用鋳鉄5Kリフト逆止めアングル弁
- JIS F 7360 船体付鋳鋼仕切弁
- JIS F 7363 船用鋳鉄5K仕切弁
- JIS F 7364 船用鋳鉄10K仕切弁
- JIS F 7365 船体付鋳鋼玉形弁
- JIS F 7366 船用鋳鋼10K仕切弁
- JIS F 7367 船用青銅5K上昇式仕切弁
- JIS F 7368 船用青銅10K上昇式仕切弁
- JIS F 7369 船用鋳鉄16K仕切弁
- JIS F 7371 船用青銅5Kスイング逆止め弁
- JIS F 7372 船用鋳鉄5Kスイング逆止め弁
- JIS F 7373 船用鋳鉄10Kスイング逆止め弁
- JIS F 7375 船用鋳鉄10Kねじ締め逆止め玉形弁
- JIS F 7376 船用鋳鉄10Kねじ締め逆止めアングル弁
- JIS F 7377 船用鋳鉄16Kねじ締め逆止め玉形弁
- JIS F 7378 船用鋳鉄16Kねじ締め逆止めアングル弁
- JIS F 7379 船用黄銅30Kくい込形止め弁
- JIS F 7381 船用青銅5Kフランジ形コック
- JIS F 7387 船用青銅16Kコック
- JIS F 7388 船用青銅20K玉形弁
- JIS F 7389 船用青銅20Kアングル弁
- JIS F 7390 船用錠付コック
- JIS F 7398 船用燃料油タンク自動閉鎖排油弁
- JIS F 7399 船用油タンク非常遮断弁
- JIS F 7400 船用弁及びコックの検査通則
- JIS F 7403 船体付青銅玉形弁
- JIS F 7404 船体付青銅アングル弁
- JIS F 7409 船用青銅16Kねじ締め逆止め玉形弁
- JIS F 7410 船用青銅16Kねじ締め逆止めアングル弁
- JIS F 7411 船用青銅5Kユニオンボンネット形ねじ締め逆止め玉形弁
- JIS F 7412 船用青銅5Kユニオンボンネット形ねじ締め逆止めアングル弁
- JIS F 7413 船用青銅16Kユニオンボンネット形ねじ締め逆止め玉形弁
- JIS F 7414 船用青銅16Kユニオンボンネット形ねじ締め逆止めアングル弁
- JIS F 7415 船用青銅5Kユニオンボンネット形リフト逆止め玉形弁
- JIS F 7416 船用青銅5Kユニオンボンネット形リフト逆止めアングル弁
- JIS F 7417 船用青銅16Kユニオンボンネット形リフト逆止め玉形弁
- JIS F 7418 船用青銅16Kユニオンボンネット形リフト逆止めアングル弁
- JIS F 7421 船用鍛鋼20K玉形弁
- JIS F 7422 船用鍛鋼20Kアングル弁
- JIS F 7425 船用鋳鉄弁
- JIS F 7426 船用鋳鋼弁
- JIS F 7427 船用青銅弁
- JIS F 7456 船用燃料油タンク及び潤滑油タンク非常遮断弁遠隔遮断装置
- JIS F 7457 船用燃料油タンク及び潤滑油タンク非常遮断弁空気式遠隔遮断装置
- JIS F 7471 船用鋳鋼10Kねじ締め逆止め玉形弁
- JIS F 7472 船用鋳鋼10Kねじ締め逆止めアングル弁
- JIS F 7473 船用鋳鋼20Kねじ締め逆止め玉形弁
- JIS F 7474 船用鋳鋼20Kねじ締め逆止めアングル弁
- JIS F 7475 船用鋳鋼空気アングル弁
- JIS F 7480 船用ゴム弁座式バタフライ弁
- JIS F 7505 船用球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)弁
- JIS G 3561 弁ばね用オイルテンパー線
- JIS G 7603 内燃機関用バルブ鋼材(ISO仕様)
- JIS S 2150 ガス燃焼機器用手動ガスバルブ
- JIS S 2151 ガス燃焼機器用自動ガスバルブ
■ ASTM材料規格/ISO材料規格
鋼製弁(JIS B 2071)のバルブ・弁材料として用いられるJIS規格材料と同等以上と認められるASTM材料規格とISO材料規格を、以下に参考としてリストアップします。
JIS B 2071 の 『附属書4(規定)材料』の内容であり、一般工業用鋼製弁及び石油及び天然ガス工業用ボルテッドボンネット鋳鋼弁に適用する耐圧部材料に使用されるASTM材料規格とISO材料規格になります。
■ASTM材料規格
- ASTM A105/A105M-05
- Standard Specification for Carbon Steel Forgings for Piping Applications
- ASTM A182/A182M-07a
- Standard Specification for Forged or Rolled Alloy and Stainless Steel Pipe Flanges, Forged Fittings, and Valves and Parts for High-Temperature Service
- ASTM A203/A203M-97(2003)
- Standard Specification for Pressure Vessel Plates, Alloy Steel, Nickel
- ASTM A204/A204M-03
- Standard Specification for Pressure Vessel Plates, Alloy Steel, Molybdenum
- ASTM A216/A216M-07
- Standard Specification for Steel Castings, Carbon, Suitable for Fusion Welding, for High-Temperature Service
- ASTM A217/A217M-07
- Standard Specification for Steel Castings, Martensitic Stainless and Alloy, for Pressure-Containing Parts, Suitable for High-Temperature Service
- ASTM A240/A240M-07e1
- Standard Specification for Chromium and Chromium-Nickel Stainless Steel Plate, Sheet, and Strip for Pressure Vessels and for General Applications
- ASTM A350/A350M-04a
- Standard Specification for Carbon and Low-Alloy Steel Forgings, Requiring Notch Toughness Testing for Piping Components
- ASTM A351/A351M-06
- Standard Specification for Castings, Austenitic, for Pressure-Containing Parts
- ASTM A352/A352M-06
- Standard Specification for Steel Castings, Ferritic and Martensitic, for Pressure-Containing Parts, Suitable for Low-Temperature Service
- ASTM A387/A387M-06a
- Standard Specification for Pressure Vessel Plates, Alloy Steel, Chromium-Molybdenum
- ASTM A479/A479M-06a
- Standard Specification for Stainless Steel Bars and Shapes for Use in Boilers and Other Pressure Vessels
- ASTM A515/A515M-03
- Standard Specification for Pressure Vessel Plates, Carbon Steel, for Intermediate- and Higher-Temperature Service
- ASTM A516/A516M-06
- Standard Specification for Pressure Vessel Plates, Carbon Steel, for Moderate- and Lower-Temperature Service
- ASTM A537/A537M-06
- Standard Specification for Pressure Vessel Plates, Heat-Treated, Carbon-Manganese-Silicon Steel
■ISO材料規格
- ISO 4955
- Heat-resistant steels
- ISO 4991
- Steel castings for pressure purposes
- ISO 9328-2
- Steel flat products for pressure purposes -- Technical delivery conditions -- Part 2: Non-alloy and alloy steels with specified elevated temperature properties
- ISO 9328-3
- Steel flat products for pressure purposes -- Technical delivery conditions -- Part 3: Weldable fine grain steels, normalized
- ISO 9328-5
- Steel flat products for pressure purposes -- Technical delivery conditions -- Part 5: Weldable fine grain steels, thermomechanically rolled